京都の紅葉名所

京都に訪れる観光客がもっとも多くきますのは、梅や桜が咲き乱れる春でも、緑豊かな光景に目が休まる夏でも、純白の雪が舞う冬でもありません。

紅葉が色鮮やかに染め上げる秋です。

京都の最大の見所は、秋の紅葉にあるといってもまちがいがないことです。

京都の紅葉が何故これほどまでに愛されるかというと、その理由はいくつもあります。

まず、純粋に紅葉の美しい風景が数多く見られるからです。

京都の観光名所は、良くも悪くも年配者向け、と言われています。

しかしながら近頃では若い人の人気があるようです。

実際、修学旅行に訪れた子供たちは、お寺めぐりよりも遊園地とかショッピングセンターのほうに興味を持つことが多いですね。

しかし、それでも尚修学旅行の行き先に京都が選ばれるのは、それだけ自然に接する場所に困らず、ひとつの場所に毎年行かなくてはならないというケースを防ぐことができるからでしょう。

また、建築物の相性もあります。

通常、紅葉というと、田舎の山であったり、公園であったりといったところで見ることができますよね。

実際、山一面紅葉という風景は、とても雄大で美しく、幻想的な雰囲気をかもし出しています。

公園も、身近な場所の彩りが劇的に変化するという変化がとても楽しめます。

ただ、これらと比較し、京都府の紅葉は特別に美しく感じることができます。

それは、お寺とのとのコラボレーションです。

和を基調とした建物と紅葉との組み合わせは、日本人として誇りに思うことでしょう。

言ってみれば、日本人特有のツボといったところでしょうか。

これが、京都の紅葉が愛される一番の理由かもしれません。


京都の紅葉名所

京都の紅葉は、ただ美しいだけではなく、建造物との調和が何よりも大きいといわれています。

日本古来の美しさが凝縮されたお寺などの神聖な雰囲気と、紅葉の色鮮やかながらどこか哀愁を漂わせる空気感が、この上なくマッチして、独特の世界観を構築しています。

そんな京都の紅葉をより美しく見られる名所について、ここからいくつかご紹介しましょう。

京都の紅葉は、早くて10月下旬には見られますが、完全に色づくのは大体11月半ばくらいです。

その11月半ばに幻想的とも言えるほど鮮やかな風景が見られる場所といえば、嵐山でしょう。

紅葉シーズンでなくても、嵐山を訪れる人も多いです。

特に川くだりは有名ですね。乗らなくてもその風景を眺めているだけでも時を忘れます。

嵐山は、国の史跡及び名勝地に指定されている観光名所で、春には満開の桜、そして秋には美しい紅葉が見られることで有名です。

主な観光スポットとしては、天龍寺、法輪寺、宝篋院、野宮神社、時雨殿、渡月橋、嵐山公園などです。

元々は平安貴族の別荘地だった場所が、数百年の時を経て、寺社巡り、自然景観の場として親しまれるようになり、90年代頃から観光施設が建てられるようになり、現在に至ります。

2004年には温泉も掘削され、さらに観光名所としてさらに有名になりました。

紅葉を見られる場所としては、宝篋院参道、二尊院参道、小倉山の中腹、鹿王院山門の先、渡月橋の周り、といった所が見所です。

純粋に紅葉を楽しむ場合は、お寺めぐりをするだけで十分堪能できるかと思います。

ただ、マッチする風景を探すなら、渡月橋がお勧めです。

渡月橋と紅葉が同フレームに収まる風景は、とても絵になります。


京都の紅葉名所

京都の紅葉名所を代表する観光スポットとして、京都府立植物園があります。

この京都府立植物園は、京都市左京区にある植物園で、1924年に開園した、かなり歴史ある観光名所です。

広大な敷地に12,000種類もの植物が12万本植えられており、あらゆる植物をみることができる施設となっています。

そんな京都府立植物園の見所のひとつに、紅葉が挙げられます。

フウやカエデといった紅葉の定番とも言える木々が多数植えられているので、秋になるととても色鮮やかになり、得した気分に慣れます。

植物園というと、一般的には動物園や遊園地などと比較し、観光地やレジャースポットの中では地味な部類に入りますよね。

ぜひ行ってみてください。地味どころか来て良かったと思うことでしょう。

今は携帯電話一つ持っていけば、いくらでも画像として記録できる時代です。

待ち受けに、あるいはパソコンの壁紙の為に、植物園のあらゆる植物を写していくと、一日なんてあっという間に過ぎてしまいます。

それくらい、時間を忘れて楽しめる場所です。

特に、紅葉の見られる秋はお勧めになっています。

お花が好きという人でなくても、植物園は十分楽しめます。

見たことのないような植物がたくさんあるので、好奇心を駆り立てられますし、何より目に優しい光景が広がっている所が良いですね。

普段、パソコンを一日中睨みながら仕事している方は、どんどん目が疲れていっていますので行ってみてはいかがですか。

目に見えない疲労が、植物園に来ると自然と回復する事うけあいです。


京都の紅葉名所

京都の数ある観光スポットの中でも、全国区といえる知名度と人気を誇っているのが、清水寺です。

何しろ、「清水の舞台から飛び降りるつもりで」という言葉があるくらいですから、知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。

ちなみに、実際の舞台はそれほど高くはないので、覚悟を決める比喩としては微妙だったりします。

そんな京都の清水寺は、紅葉の名所としても有名です。

修学旅行生が訪れる際も、紅葉シーズンに足を運ばせる学校がほとんどでしょう。

それくらい有名ですのでシーズンになりますとまるで混雑しています。

清水寺の紅葉がなぜ有名かというと、紅葉そのものの美しさ以上に、紅葉をバックにした清水寺の美しさが際立っているからです。

夏や冬でも、その季節それぞれの趣があって、決して悪くはないのですが、清水寺が最も映えるのは、やはり紅葉シーズンです。

それは、インターネット上にたくさんある清水寺の季節ごとの画像を見て頂ければわかるかと思います。

清水寺は、舞台のある本堂も美しいですが、三重塔も非常に美しく、紅葉を背景とした三重塔は、海外から訪れた人々はこれこそ日本だと思うことでしょう。

多くの観光客も、本堂と同等かそれ以上に三重塔へカメラや携帯を向ける光景が目立ちます。

建造物としての美しさ、紅葉で彩られた木々との相性など、どれをとっても文句のつけようがない、完璧な風景が広がっているからです。

京都、そして清水寺を訪れた際は、ぜひ三重塔にも注目してみてください。

清水寺には見学するところが多くありますので、時間の余裕がある人は散歩がてらに散策してみてはいかがですか。



京都の紅葉名所

京都の紅葉名所の中で最も美しいといわれているのが、常寂光寺というお寺が有名です。

この常寂光寺は、京都府京都市右京区嵯峨野にあるお寺で、嵯峨野の紅葉巡りの一環としてよく観光客が訪れています。

知名度的にいうと、ほかの錚々たる京都の観光名所と比べて地味な部類に入るようなお寺ですが、紅葉名所としては、全く見劣りしないどころか、京都でも1、2を争う美しさだと断言する人が多く見受けられます。

それくらい美しい光景が見られる場所です。

常寂光寺というと、国の重要文化財に指定されている多宝塔が有名ですが、本堂を抜けてこの多宝塔に上っていくと、紅葉で彩られた風景を見下ろすことができます。

この常寂光寺最大の見所のひとつといえる場所になっています。

この常寂光寺の紅葉が美しいと言われる理由は、境内全体を埋め尽くすような、圧倒的な数のモミジがすべて色づき、ほかでは見られないような光景が広がるのには圧倒されることでしょう。

そのボリュームは、まるでここが日本ではないような錯覚すら覚えさせてくれます。

また、多宝塔の周辺から見下ろす事のできる京都市も、壮観です。

特に秋には、あらゆる場所で紅葉によって色鮮やかになっているし、写真を撮るのには最適な場所といえます。

常寂光寺は、嵐山からも行けるので、嵐山方面から小倉山の中腹をぐるっと回ってこの常寂光寺を訪れるルートを辿れば、紅葉の美しい風景はかなり網羅できるでしょう。

秋に京都に来たならば、この常寂光寺を無視するなどということはちょっともったいなさ過ぎでしょうね。